Long
□Eternal Love
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「お前の守護者の最後の1人が今日来るぞ。」
朝、屋敷のピロティに姿を現すと、私の家庭教師であるリボーンに、そう言われた。
「えっ…いきなりすぎるでしょっ!!」
「幸運の女神が決めたことだ。」
あまりにもいきなりすぎることに、思わず反論してしまったのだが、幸運の女神が決めたこと。
そう、聞くと、反論してはいられなかった。
「分かった…。何時来るの?」
「1時間後だ。」
「分かった。」
リボーンは、用件だけを言うと姿を消した。
とりあえず、今は、私の守護者であるという人の到着を待つしかない。
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