過去拍手文
□第三回拍手
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『ゆのは好きな娘とかいるの?』
食事中に何となく聞いた事まさか皆があんなになるなんて……
まぁ予想はしてましたけど……
『しゅきなこ??』
皆の手が止まる
『いりゅよ〜〜♪』
にこりと笑ってプチトマトを頬張る
『『『『えっ!』』』』
ご馳走様と言って椅子を降りて僕の服の裾を引っ張る
『チャミ〜♪あのおイスとって〜♪』
キッチンにあるイスを指差す
『いいけど??なにするの??』
えへへっと笑って
『ひみちゅ〜♪』
とイスを引きずって部屋に消えた
『おい!!ゆのに好きな娘がいるなんか初耳だぞ!!!!』
『俺も知らなかった!!!!!』
そのうち誰だろう?と身を乗りだし話し出した
『パンダ組のあの娘かな??』
『同じ組のあの娘かな??』
『わぁ〜!!ゆのに好きな娘が出来たなんか…………』
『『『『ショックデカイよな……』』』』
四人で項垂れていると『チャミ♪ジェジュ♪ジュンシュ♪ユチョ♪』
手に何かを持ってリビングに戻ってきた
『『『『??』』』』
『えっとねぇ〜保育園でしゅきな人にあげりゅお花ちゅくったのぉ〜』
画用紙に折り紙をペタペタ貼って作った大きな花
『ゆのはチャミとジュンシュとジェジュとユチョだいしゅきだから〜みんなにあげりゅ♪』
『ゆの〜〜〜〜!!』
ジェジュンが抱き上げる
それを囲むように皆が集まり『ありがとう♪』と頭を撫でる
嬉しそうに笑って
『み〜んな大しゅきだよ』
と皆のホッペにチュッとする
この先ゆのが大きくなって好きな娘が出来た時はどうなるかまだ分からないけど……
今は四人の愛を沢山あげるからね
だからもう少しだけ僕達だけのゆのでいてね
ゆのがこの家に来て大きな花が咲いたようにその日の夜リビングに大きな花が咲いた