短編

□ずっと…
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『あれ?ユノ君は?』
撮影が終わり楽屋に戻ってユノ君がいない事に気がついた。
『ユノならさっき屋上に行った』

屋上に…何でだろう??

屋上に出ると太陽の強い日射しの中一人の影を見つけた

『ユノ君』

声をかけるとゆっくりこっちをむいた

フワリと微笑むユノ君
『何してるの??』

と近づいてユノ君の隣にたった。

『なぁユチョン…俺達にも………俺達にもいつか終わりがくるのかな???』
遠くを見つめたままのユノ君
『何かあったの??』
と覗きこむと泣きそうなんだけど穏やかな顔をしたユノ君がいた。
『いや…何もないけど…ユチョンと付き合って2年だけどいつまで俺ユチョンの隣にいれるのかな??ってね…』
一瞬辛そうな顔をしたユノ君

『ユノ君…』
そっとユノ君の手を握ると軽く握り返してくる。それだけで愛おしくてたまらない。
『ユノ君…俺ずっとユノ君の隣にいるよ??ずっとこうやってユノ君の手を握っていたい』
ユノ君の顔を真っ直ぐみて今伝えたい気持ちを伝えた
『うん…うん』
泣きそうな顔で頷くユノ君が可愛くて思わず抱きしめた
『ユチョン…俺…ずっとここにいていいの??』

シャツを力なく握るユノ君

『ユノ君……愛してる』

と囁きキスをした


ずっと一緒にいよう

そんな誓いのキスだった。

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