短編

□なくしもの
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『あっ!!』
日本から帰国して宿舎について荷物を片付けようと鞄をみた
『あれ!!!!ない……』鞄の中身を全部だして探しても見つからない……
『ヤバい……どうしよう……』
そうだ同じ部屋だったジェジュンに聞いてみよう!!!
と部屋を出ようとしたら
『ユノヒョン。入りますよ??』
チャンミンの声だ!!
ヤバい!!!
急いでベッドに潜りこみ寝たふりをした。

ドアが開く音がして
『ヒョン??寝てるんですか??』
チャンミンが近づいてくるのが分かる

『寝てる……明日でいいか…』
足音が遠ざかってドアが閉まる音がした。
急いで起き上がって
『チャンミンのiPod早く探さないと……』
ベッドを降りようとすると
『捜し物だったら僕も手伝いますよ』
声が聞こえたほうをみると
ドアに凭れ腕組みしているチャンミンがたっていた。

『チャ…チャンミン!!!!』
ゆっくり近づいてくるのチャンミン
『まさか…僕のiPod無くしてませんよね??』
怖い……笑顔だけど怖い……
『まっ…まさか!!!!』と頭を横にふる
『鞄…には入ってないみたいですけど??』
鞄の中身をばら蒔いているテーブルを指さす。
『うっ………』

ヤバい……どうしよう???

『無くしたんですね??』
……怖い…でもちゃんと謝れば許してくれるかも!!
『ごめん…なさい』
と頭を下げる
『ダメです!!ゆるしませんよ??』

うっ……誰か助けてぇ〜〜!!!
『本当にごめん!!!何でもするから!!!』
と顔の前に手を合わせる。
『…何でもですか??』
おっ!!あともうひとおしだ!!
『何でも!!!』
しばらく考え
『分かりました』
良かったぁ〜〜〜!!
『チャンミン。本当にごめ…………ん!!!』
う〜!!!キスされてる!!
チャンミンからにげようと暴れてみたけど……
『何でもするっていいましたよね???』
だから…その笑顔怖いって……………………
翌朝腰に痛みを感じて目が覚めた。くそぉ!!二度と軽はずみな発言はしないぞ!!!
と心に誓う…

後日
『チャンミン……それ……』
チャンミンのベッドの上には無くしたと思ったiPodが置かれていた。

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