短編

□好きだよ
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『ユノ君好き』
『ユノく〜ん大好き』
毎日のようにユチョンから愛の告白を受ける。
だけど俺はまだ返事をした事がない。
『ねぇ!ユノ君聞いてる??』
本当は凄く嬉しいのに恥ずかしくてまともにユチョンの顔を見れない…

『もういい!!』
いつも頬を膨らましながら怒るけど今日のユチョンは違って腕を掴まれ部屋に連れて行かれた。

『ユッユチョン??』
腕を振りほどくと
『ヒョン…もう俺限界なんだけど……』
ジリジリと近づいてくる
『なっ何が??』
少しずつユチョンとの距離を保ちながら後ろに下がった
『俺ずっとユノ君からの答え待ってたんだけど??』
逃げるなよ!!と再び腕を捕まれた。
『もうそろそろ聞かせてくれないかな?ユノ君の気持ち…』
捕まれた腕が痛い…
『じゃないと俺諦められないから…』
ユチョンの切ない眼に胸がギュッとなった。
今言える精一杯の気持ちをユチョンに伝えよう
『…………だよ。』

『ユチョンの事…好きだよ』
そう伝えた後ユチョンは俺に負けないくらい赤い顔をしていた。

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