ちび虎ちゃん2

□しゃみしいもん
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今日のユノ君はちょっと我が儘です。

四人での仕事が入ってしかも泊まり掛けと聞いて小さな頬を膨らまし唇をつきだして涙目で四人を睨み付けて朝ご飯を一口も食べてません。


YC『もうすぐ保育園だから早く準備しないと』

『やらっ』


JJ『ユノ!!』


『ほいくえんチライ』

JU『シッターさん夕方からしか来ないよ?』

『ユノひとりでおりゅしゅばんちてりゅ』

CM『ダメ!!僕達ももうすぐ行かないといけないから』

『バイバイ』

う〜ん…困った…

『ジェジュたちいっちゃえ』

と椅子を降りて部屋に走っていく

JJ『ユノ!!』




YC『どうする?』

JJ『どうするって…』

CM『とりあえず仕事に行く準備しないと』

JU『だね』





YC『ユノ〜〜』

準備を一番に終えたユチョンがユノの部屋に様子を見に行った


YC『お仕事行ってくるよ?』

『いっちぇらったい』

YC『本当に行っちゃうよ?』

『……』

YC『じゃあね』



とドアを閉めて


ガチャっと玄関を開けて

『『『『行ってきます』』』』


と仕事に行くふりをして側にある部屋に靴を持って身を隠した

ちょっとしてからドアが開きトタトタと走ってくる音がして玄関の前で立ち止まる



う〜〜!!


と唸り大声で泣き出し

名前を呼ぶ

ユチョ〜

ジェジュ〜

チャミ〜

ジュンシュ〜



四人は出て行きたいのをグッと堪える

これからもこうやって四人で泊まり掛けの仕事はあるだろう

一度甘い顔をすると泣いたらどうにかなると思ってしまったらユノが可哀想だから


でも……やっぱり


ガチャ


とドアを開けて踞り泣いているユノをチャンミンが抱き上げて


CM『ユノお仕事終わったら直ぐ帰ってくるから』

YC『今日は一緒に居れないけど明日は保育園に皆でお迎えいけるから』

JU『ねっ?僕達も一生懸命お仕事してくるから、ユノも保育園でいっぱい遊んできてまたお話聞かせて』

『しゃみしいもん…みんないっちょがいい!!』

JJ『ユノ…』

JU『離れていても一緒だよ…』

『もちもち…ちていい?』

JJ『もちろん♪』

『おうちにかえってちたらも〜たろしゃんよんれくりぇりゅ?』

CM『桃太郎も赤ずきんちゃんもいっぱい読んであげるから』

JJ『ほらもう泣かない』

『あい』


YC『保育園行く?』

『うん』

JJ『よし♪ちょっと遅れちゃったけど準備しようか』

『あい♪』



とりあえず泣き止んで保育園に行く準備をしたユノに


『チューちて』


と言われ締まらない顔をシンドン先生が怯えるように見ていた

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