ちび虎ちゃん2
□あかたんほちい
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『チャミ、あかたんほちい?』
『えっ?赤ちゃん?』
それは…欲しいですよユノと僕の赤ちゃんなら
『ほちい?』
『欲しいですよ』
『ほんとぅ?ユノもほちい、チャミてっとんちよう!!』
『えっ?』
『ヒチョがねてっとんちたらあかたんくりゅっておちえてくりぇた』
ヒチョルが?
………
彼とは一度ゆっくり話さないといけませんね…
ゆっくりと…
『ジヘたんねぇ〜ちったくてねぇユノのおててギュッちてねぇニコッてしゅるんらよぉ〜』
ジヘちゃん?
『ユノの保育園の赤ちゃんクラスに居る女の子だよ』
『ユチョニヒョン居たんですか?』
『居ちゃ悪いか!!』
深夜
『ジェジュニヒョン例の話はどうなってるんですか?』
『数年はかかるって』
『使えない奴らですね。』
『だな』
『明日にでもちょっと行って話してきます。』
『俺仕事で行けないけど頼むな』
『任せて下さい。』
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今日はジュンスとお風呂の日
『ジュンシュはあかたんしゅき?』
『赤ちゃん?好きだよ、可愛いから』
まぁユノより可愛いこは居ないけど
『ほちい?』
『う〜ん、今はいらない』
『なんれ?』
『今はユノが居るから』
『ユノがいりゅから?』
『そっ、赤ちゃんが来たらこうやってユノとお風呂に入ったり遊んだり一緒に寝たり出来なくなるから』
『なんれ?』
『ユノはお兄ちゃんだから1人でお着替えも出来るしご飯も食べれるけど赤ちゃんは僕達がしてあげないと何も出来ないんだよ』
『……』
『今はユノだけでいい。ユノといっぱい遊んでお話したりお風呂入ったりしたいから赤ちゃんは可愛いと思うけど僕はいらない』
『ユノもいらない…』
小さな腕で抱きついてきた
こうしてユノの
『あかたんほちい!!てっとんちて』
騒動はジュンスの手により幕を閉じたのでした