ちび虎ちゃん2
□飾り付け
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『まったなおはなのぉ〜トナカイしゃんわぁ〜いちゅもみんなのぉ〜〜♪♪』
朝から五人がリビングで大きなクリスマスツリーの飾り付け
小さいユノは下の方を歌いながらご機嫌に飾り付けてます。
『トナカイしゃんっておはなあたいんらよ〜ちってたぁ?』
とか
『シャンタしゃんはショリでくりゅんらよぉ〜』
とか
目をキラキラさせて話してます。
『サンタさんは煙突から入ってきて良い子にプレゼントをくれるんだよねぇ〜』
とジュンスの発言にユノはピタリと飾り付けをやめた
『ユノ?』
どうしたの?と顔を覗くと今にも泣きそうな顔
『えっ?えっ?』
泣きそうな理由が分からない四人は焦ります。
『ユノのおうちにシャンタしゃんこないの?』
『く、くるよ!!』
『ユノ良い子だから』
『絶対くるよ』
『急にどうしたの?』
『ジュンシュがえんとちゅからシャンタしゃんくりゅって……ユノのおうちにえんとちゅないもん』
泣きそうなユノの頭を撫でながら
三人がジュンスを睨む
『ち、違うよ煙突のないお家にもサンタさんは来てくれるよ』
『ほんとぉ?』
『だって去年はサンタさんはユノにお菓子と玩具沢山持って来てくるたじゃん』
『うん』
『だから大丈夫だよ』
よかったぁ〜とニコリと笑うユノにホッとする四人
飾り付けも終わり最後に一番上に抱っこをしてもらったユノが星を乗せる
『ちれいらね♪』
毎年こうやって五人で飾り付けをしようね
って約束をしました。
■○■○■○
『ユノ〜寝るよ?』
『もうしゅこしらけ』
机に向かって何かをしているユノをユチョンが覗きこむと
白い紙にサンタさんとジェジュン、チャンミン、ユノ、ユチョン、ジュンスの6人が幸せそうに笑って手を繋いでいる絵があった
もちろん絵の中のユノの足元には沢山のプレゼントが書いてありました。