ちび虎ちゃん2

□ケーキ作り
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『ジェジュなにちてりゅの?』

甘い匂いに誘われお昼寝から起きてきたユノは目を擦りながらキッチンを覗く

『(あっ、寝癖可愛い♪)もう起きたんだ?』

『おいししょうなにおい〜♪』

『今ねケーキ作りの練習してるんだよ』

『ケーチ?!』

ケーキと聞きお目目パッチリ

『そっ、イチゴのケーキ』

『いちご?!ユノもちゅくりゅ!!』

『じゃあ手洗ってエプロンしようか』

最近ユチョンに買ってもらった恐竜の絵が書いてあるエプロンをして椅子にあがり手をあらう

『じゃあユノこれにクリームつけてくれる?』

『うん♪』

たっぷり取り豪快にスポンジケーキに生クリームをペタペタと付けていく

『おいししょ〜』

と言ってるユノのお顔にも生クリームが…

『ユノお顔にクリームついてるよ』

とジェジュンが言うと

『どこ?』

とクリームの付いた手で顔を触る

『ぷっ』

その姿が可愛くて可笑しくて思わず吹き出すジェジュンを不思議そうに見つめるユノ

『ジェジュンが取ってあげるからちょっと待ってて』

とタオルを取りにいった。


『………』
ユノ君の目の前には洗って水切りされ赤く輝くイチゴ

キョロキョロと見渡して

『いっこらけ♪』

とつまみ食い

『わぁ〜あまい♪あといっこらけ』

パクッモグモグ

『あ〜ユノォ〜』

モグモグしている所をジェジュンに見つかってしまい慌てて

『イチゴしゃんらね、おいししょうらったんらもん……ごめんしゃい』

ペコリと謝る

タオルで顔を拭かれながら

『後はケーキに使うから食べたらダメだよ?』

『あい!!ジェジュ…ごめんしゃい』

『いいよ』

ユノが塗ってくれたクリームの上にユノが苺をのせていく


『でちたぁ〜〜ジェジュたべよぉ〜〜』

『チャンミン達が帰ってきてからだよ』

『あ〜〜い♪』



********

『このケーキは…』

『ユノがクリーム塗ってくれてイチゴものせてくれたんだよねぇ〜』

『しゅごいれしょ♪あのねイチゴしゅごくおいしいんらよ♪』

ジェジュンに切り分けてもらい

『チャミしょれユノの!!』

『ダメですこれは僕が先に取ったんだから』

JJ『ユノどれも一緒だって』

YC『チャンミンも大人げないなぁ〜〜』

JU『ユノジュンスの苺あげるから』


今日も賑やかに夜がふけていきました


『チャミのけち〜〜!!』

『なにぃ〜〜!!』


三人『……(呆れ気味)』

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