スマブラ
□【赤い】
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「何?ダーク」
「・・・アイツに会ったんだって?」
ベットの上で携帯を弄る僕を仮面を付けた彼が睨む
仮面の下の赤い ルビーのような瞳が僕を捕らえるのが見えた。
怒ってるよね?
怒ってる よね
ねぇダーク
怒ってるなら 酷い事してくれるんだよね
今日はどんな酷い事してくれるの?
どうやって僕を壊してくれるの?
【赤い媚薬】
「へぇ・・・・アイツに興味を持ったか」
「っ!」
ダークの腕が僕の頭に伸びた瞬間、僕は無理矢理ダークの方を向かされる。
その痛みから髪を引っ張られていると判断するのも直ぐだった。
「馬鹿が」
バキィ!
鈍い音と共に僕は頬に強烈な衝撃を受けて、部屋の端まで吹き飛ばされる。
頬の痛みがジンジンと残り、口の中に冷たい鉄の味が染み渡るのがよくわかった。
ダークが近づいて来るのも・・・よく・・・
。