カカシ×ナルトのお部屋
□「大好き」
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@Iさんの場合
「ナルトくん。オレに娶られてみないか?」
「愛が重すぎてやだってば」
あえなく撃沈。
ASさんの場合
「ウスラトンカチ。オレのトマトになれ」
「は?トマトに変化すりゃいいのか?」
意図がわからず撃沈。
B変態Sさんの場合
「ナルト。この前温泉で見た君のチンポはすごく可愛かったよ。きっと数年後には立派になるから僕のと比べて…」
「死んでもやんねーっ!!!!!」
ストレートすぎて撃沈。
その他にもいっぱいいっぱいいっぱい…
(ちくしょ〜!!オレのナルトに手ぇだしやがって!!)
思い出して苛立ちが募ったカカシは、ナルトの胸ぐらを掴んで鋭く睨んだ。
ナルトがちょっとぞくぞくしてしまったのは内緒だ。
「お前はオレの!!ぜーんぶぜ〜んぶそのちっさいナニもオレの!!わかった?!」
「ちっさいってなんだってばよ〜!!」
「お前のなんて赤ん坊の指くらいしかないよっ」
「ムッキィィィイ!!オレのそんなにちっさくねぇよ!!」
ダンダンと今度はナルトが地団駄を鳴らす。
自分の息子をちっさいと言われたことが相当悔しかったようだ。
「そのうちインポにでもなって切られちゃうんじゃないの?綱手様に」
そう言ってカカシはにたりと笑った。
ナルトはさーっと血の気が引いた。
「か…カカシ先生ひでーってばよ!いつもならんな意地悪しねーってば!!」
「フン。オレ以外にふらふらするお前が悪いのよ」
ふーんとそっぽを向くカカシ。
(………あれ?先生なんか首が赤い…)
ナルトはカカシを凝視する。
先ほどから思っていたのだが、カカシの体がほんのりピンクになっている。
まるで風呂上がりの肌みたいでそそられるといえばそそられるのだが。
「先生」
「なによっ」
「お酒……飲んでるってばね…?」
半開き(いつもだけど)の目でナルトを睨んで「はぁ?!」と叫ぶ。
「誰が酔ってんのよっオレが酔うわけないでしょっ」
「いや…完璧酔ってるってばよ」
「ふざけんなっオレは酔ってない!!」
「酔っ払いほどそう言うってば…」
何を言っても噛みつくカカシにナルトはため息をついた。
ナルトの服を引っ張って「ねぇっオレは酔ってないよっ」と何回も言うカカシ。
どう見ても酔っ払いである。
しかしナルトは…
(酔った先生可愛いってば…)
と思っていた。