bookⅡ
□11月5日
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
11月5日(金)天気:晴れ 気持ち:曇り
今日は席替えをした。
俺のすぐ隣になったのは沖田総司。
驚くことにあのかの有名な新撰組の組員と同じ名前だ。
確か他のクラスとか学年、教師にもいた気がする。一体どんなミラクルだ。
･･･まあ、話を戻すと入学当初から、沖田のことは一応知っていたんだ。
めちゃくちゃカッコイイって噂たくさん聞いてきたけど、今年初めて同じクラスになって、
隣の席になって、改めて見た沖田は噂どうり、めちゃくちゃかっこよかった。
でもって、今現在進行形で一つ下の妹から沖田の事を聞かされている。妹は沖田と同じ部活で何かと縁があるらしい。
意外に懐いているようで、･･･まあ手を出さない程度になら俺は別に気にしないさ。
というわけで、沖田は剣道部所属らしい。レギュラーで･･･めちゃくちゃ強いんだってさ。
正直妬みの対象だよな。なんて思う。
かっこよくて、運動できるってハンパなくね？
でもまあ、同じく一つ下の弟曰く、アイツは気に食わないんだと。
沖田、とか呼び捨てにしてたから知り合いなのか。正直俺はそこの部分が一番気になった。
とりあえず、もてない俺からしてみると沖田は正直きにくわん。
話してみれば結構いい奴だったけど、あの猫口とか卑怯だと思うのは俺だけか？
・・・ともかく。
俺はどうやらそんな男にファーストキスを奪われたようです。
続きはまた後日。
.