†暗黒書庫†
□いけないほうろくひや
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「……いささ、いいだろ? お前だってきもちいいのはスキなはずだ……」
「やん……もんもん……///」
……私のあえぎは演技。だってきもちいいのはスキだけれど、もんもんの心はわたしのものにはならないことは知っているから。
もんもんはセンツォがすき。センツォはもんもんのことをこれっぽっちも思っちゃいない。
だからこうして、利害が一致している私を抱く。私はもんもんに抱かれたい。
もんもんは私をセンツォだと思って抱く。いつも目隠しをされる。
「はぁああん……/// だめぇ、そんなとこ、弄ったら……いっちゃ、あ、ああぅ! もんもんの意地悪!」
「るせえな……スキ者のくせに俺に指図すんな……」
「ひきゃああっ! あん、あっ、や、もんもん! だめぇ!」
「黙れ。お前はしょせんセンツォの代替品なんだよ。俺の性処理だけをだまってこなしていればいいんだ……センツォはきっとお前のようなゆるゆるじゃないだろうがな……」
ぐちゅぐちゅとひっきりなしに聞こえる水の音。白濁が泡立つくらいに激しくピストンされる。
でも、こんなにひどくされても嬉しいと感じるのはなぜなんだろう……?
相手がもんもんだから?それとも、私が本当に誰にでも感じるスキ者だから?
頭のなかで自分に答えを求める。
わからない。わからない、わからない!
「ふあぁああああんっ!!!/////」
私は自らの腹の上に白濁をまき散らした。
ふうふうと息をする私を置いて、もんもんはさっさと息子を引き抜くと、身支度を始める。
「も、もういくの……」
「ああ、用は済んだからな」
私のナカからは、こぽり……と出されたものがこぼれおちる。
涙もこの白濁のように出ればいいのに。そうしたら、もんもんを引き留められるかもしれないのに。
涙が出ないのはなぜなんだろう……。
「また頼むぞ」
「う、うん……」
口づけも、愛撫もない、ただの交合。そこに愛なんて、好意なんてない。
もんもんの愛を享受できるのは、あの人だけとわかっていても、私は自分の気持ちを抑えることができなくて、こうしてまた抱かれようとする……。
end。
―――
もんもんがすごくひどい男ですね(^q^)マジですみません……orz
リクしてくれた方に捧げます。