06/27の日記

01:54
4期11話目感想
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畑先生が原案を書いた11話目の感想です。



今回のオリジナルストーリーは、コメディが面白ければいいなあ……と思って見たのですが、


まあ悪い予想が当たったというか……率直な感想を言うと、残念ですね。


現状の畑先生が創った原案ということでまあある程度覚悟はしていたのですが、実物は予想していたものより遥かに酷いものでした。



正直に言うと、4期中ワースト回でしたよ。



最初に『畑健二郎原作』とかデカデカと恥ずかしい表示が出た時点で嫌な予感がしました。


で、冒頭から色々酷い描写があって、(ああ、これはダメだ……)と思いましたよ。


タヌキと一緒に出てきた時計のキモキャラは一体何なんでしょうかね?


見ていて不快感しか感じないし、あれを面白いと思って書いてる先生の気が知れないです。


あと、今回の話はキスがどうたら言ってましたが、どういういきさつで何故キスをしなければならない事になったのかが、あまりにも雑に描写されていたので、なぜハヤテがキスの事で色々やってるのかよくわかりませんでしたよ。


キスをしなければやばいことになる的な感じの話だったようですけど、タヌキと時計のゴミキャラが変にギャグ調で話を進めるから、緊迫感はないし面白味もなかった。
で、どういういきさつで黒椿の呪い?が起こってキスしないといけなくなったのかが全然頭に入ってこなかった。



冒頭にいきなり黒椿の夢?の描写がされてましたが、何故そういう夢を見る事になったのかの理由もギャグ調で雑に描写して、わけわからんデフォルメコミカルで進めたから、見ていてちょっと呆気にとられましたよ。悪い意味でね。


正直、今回は3期の7話目を見た時と同じ気持ちになりました。



『これ、池沼が創ったの?』



あと、3期でも見られましたがチープで雑なデフォルメ絵を、入れちゃいけないシーンに入れている(キャラに対する重要な冒頭のとっかかりのシーンとか)。


3期の1話目のルリの登場シーンでも畑先生は同じことやってましたね。


畑先生って、昔はあんな描写なんてしなかったのにな……。


もう今はまともなコメディが創れなくなって、もう悲惨な話しか創れなくなっちゃってるの、先生?


今回の話を見て、もう畑先生にはコメディの資質が完全に枯渇してしまったのかなと思いましたよ。


3期もあんだけ酷いコメディのオンパレードで、それで4期のオリジナルストーリーもこれじゃあね。


この話を見る前は、3期のコメディの酷さは畑先生だけのせいではなく脚本家の小鹿さんの落ち度による所も大きかったのかな、と思っていたんだけど、今回の11話目の脚本は猪爪さんだったんですよね…。


猪爪さんが脚本をしてもこれだけ酷い仕上がりになってしまうって事は、もう畑先生が書いた原案が手の施しようがないぐらい酷いという事なんでしょう。(それか、11、12話目は畑先生原案のオリジナルストーリーだから脚本家が手を加えることは一切許されていなかったか)


正直、ED曲のシーンで脚本のクレジットが猪爪さんだったのを見た時、信じられませんでした。


今回の内容的に小鹿さんが脚本してたんだろうと思っていたから。



今回でわかったけど(いや、3期の時点でとっくにわかってるけど)、もう現状の畑先生には面白いコメディを書く力はほとんど無いんでしょう。


これまでに放映された4期の10話分と比べても今回の11話目の酷さは群を抜いていたし。


特にここしばらくの回は内容の面白さがある程度保たれて、良い流れで来ていたから、その分今回の11話目の異常さが特に際立った。


冒頭の『畑健二郎原作』の恥ずかしい表示を見るに、先生的には自分の力を誇示したかったのでしょうか…?


実際には内容の凄惨なまでの酷さから、あの身の程知らずな表示で逆に醜態を晒すことになってしまいましたけどね。



先生が関わる度が大きくなればなるほど、アニメはつまらなくなると今回の回で改めて実感しました。


これまでの4期は、3期と違って脚本家にある程度裁量が委ねられていたから、結構面白い所も含む中身に仕上がっていた。


でも今回の11話目は3期と同じく畑先生原案のオリジナルストーリーなので、3期と同じく畑先生が全権を握って脚本家はただ原案をなぞってアニメにしただけなんでしょう。


そうすると、こんなにも酷いものになってしまう。


残念ながら今回の回によって、現状の畑先生にはもう面白い話は創れない事が明確に明らかになってしまいました。




ちなみに、今回の11話目以外で猪爪さんが脚本を手がけた回は、1期でも4期でも素晴らしい出来のアニメになっていました。


4期の7話目なんて、この人がルカ回の脚本をやってくれて本当に良かったと言えるほど素晴らしかったですから。


その優れた脚本家を持ってしても、今回の凄惨なまでの11話目なんですよ。


この結果は、現状の畑先生のあまりにも酷いコメディ能力の低さを露呈したと言っていい。


折角、4期は3期と違って面白いコメディを含む良い流れでここまで来ていたのに、最後に原作者のつまらない原案回でぶち壊しにされた気分。


11話目を見る限り12話目も面白い出来には到底なってないだろうから、4期のハヤテはこれで終了したといってよさそう。


はあ……本当に残念。


最後に良い締め括りをしてほしかっただけに。



ま、でもまあまだラスト1話が残ってるんで、頑張って見ようと思います。


畑先生、せめて最後ぐらいは面白い話を創ってね。


プロの漫画家として読者(視聴者)が満足するレベルの物を見せてください。


では今回はこれにて。

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