□Link of Two Hearts
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ラクスがプラントに行ってしまう。今の彼女にとって、危険すぎる場所なのにも関わらず....。


「大丈夫ですわ、キラ。わたくしも、もう...。ですから....ね?」


「ラクス....でも...!」


行かせたくない。だって、君にもしものことがあったら...?そう考えただけで、体が震えた。


「今のわたくし達には、進むべき道が何も見えません。このままでは、この戦争を終わらせることも出来ません.....」


ラクスは悲しそうに俯いた。


「ですから....わたくしとバルトフェルド隊長でプラントに行き、もっと情報を集めたいと思いますの。世界を知るために....」


ラクスが「指導者」の顔を見せる。普段の優しい雰囲気とは打って変わった、凛とした眼差し。


ラクスのこの表情を見ると、僕はいつも少しだけ寂しくなる。君が遠い存在になってしまうような気がして...。


君が何処かに行ってしまうような気がして...。


「.....じゃあ、僕も一緒に行く!バルトフェルドさんに此処に残ってもらって...」


「それはいけませんわ、キラ...。アークエンジェルを守れるのはキラだけですもの。あなたはここで、カガリさん達を守っていて下さいな」


「だけど...!!」
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