□TOXIC
1ページ/11ページ



中毒.........


あの二人にはこの2文字がぴったり当て嵌まる。しかも、かなり重度なものだ.....。



そんな事を考えているのは俺だけだろうか?

.....と思って、フラガ大尉(自称)に話してみたことがことの始まりで。
なぜか俺を含めて7人のアークエンジェルクルーが食堂に集められた。


話し合いの議題は「キラ・ヤマトとラクス・クラインの恋愛中毒による迷惑行為の数々について」(無駄に長い)...。


なぜか皆がテーブルに肘をつき、顔の前で手を組む姿勢をとっている。かなり深刻な雰囲気だ。


「みんな...。貴重な休憩時間を台なしにして本当に悪いけど...どうしても話し合っておくべきだと思ったの。この機会に溜まってるものは全部吐き出してちょうだい」


場を仕切るのはやはりラミアス艦長。


「今更と思うかも知れんがなぁ...。一度はこういう場を持つのもアリだと思ってな」


続いて口を割るフラガ大尉。


「まぁ....だいぶ慣れてはきたんですけどね〜。ただ、やっぱりまだ色々言いたいことはありますよぉ〜」


「私も...正直ラクス様とフリーダムのパイロットのキラ様があんな風だとは思ってませんでした...」


ミリアリアとメイリンがうなだれて言う。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ