□*Precious Love Story*
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「シーゲル様!」


通路を歩いていくシーゲル王を呼び止めたのは、不安げな表情をしたキラだった。


「キラか....。どうしたのかね?」


「ぁ...あの...ラクス様のご容態は....?すみません...僕が付いていながらこんな事に...」


「...もう大丈夫だろう。熱も下がって今はピンピンしとるよ。なに、お主のせいではない。そんな顔をするな」


シーゲル王はポンとキラの肩に手を置きながら言った。


「ですが...」




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