□*Precious Love Story*
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「……はい?」




ノイマンは目を丸くして聞き返す。




「クローンである以上…それは許されないことでしょうか…?」




ラクスは弱々しく呟く。









キラはわたくしを守ると言ってくれた。




例えわたくしが何者であっても傍にいると…




そう、言って下さった。




だけど…




やはりわたくしは普通の人間ではない。




これ以上キラに想いを寄せても、どうせ叶わない恋ならば…




思い知る前に自分を律さなくてはならない。




そう…思い始めた。






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