馬が前進すれば、その動きをキャッチして身体は前後・左右・上下に揺れます。
この揺れと騎乗者の下半身で感じる馬の体温が適度の緊張とリラックスを生み、騎乗者は自然に馬の動きに合わせてバランスをとろうとします。この行為が、脳神経(脳幹)を刺激し、筋肉の発達や血液の循環を助け、肺活量を増すなど、健康全般を促進することとなるのです。また、身体的リハビリ効果に限らず、心理的なリハビリ効果もあります。今までに体験したことのない高い視野は開放感を生み出し、スピード感を味わい、満足感や自信が生まれます。

このような乗馬による様々な効果を心身のリハビリとして活用することを『乗馬療法』といいます。

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