主として、医学・教育・スポーツ・交流の4つの視点から考えることが出来ます。それぞれの意義についてまとめると…
@医学的意義
馬の動きを利用して、身体的・知能的・行動的・心理学的な治療にいかしていく。馬に乗って歩くことが、そのまま、自立歩行体験のシュミレーションになり、楽しく、刺激的で持続した理学療法となる。

A教育的意義
馬を自由に操作しようとする練習を通して、騎乗者と馬、そして周りに関わる人との相互コミュニケーション能力の向上を促す機会となる。馬に関わる全ての活動を教材として、騎乗者のニーズにあった学習の場とする。

Bスポーツ的意義
運動不足の解消や気晴らしとしてのスポーツレクリエーション的役割として位置づける。乗馬技術の向上に応じた、より高い水準を目指す努力によって、計り知れない精神的・肉体的効果が期待できる。

C交流的意義
障害のある人もない人も、共に乗馬を楽しむ仲間としての自然な付き合いの中から、お互いの優しい心遣いや態度を学び理解を深めていくことで、健常者が障害者乗馬の介助ボランティアをする機会となり、同時により多くの障害者が安心して乗馬を楽しめるように、ボランティア人材育成の場ともなる。

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