物語〜2〜

□対人ハンター
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最上階にて”竜機兵”と
≪ケジメつけ隊≫が相対するより、少し前のころ――――…………




≪樺鸞(からん)・冥(めい)・狭間(はざま)・
鷹矢(たかや)・煉弐(れんに)・鈴光(りしゃ)視点≫








煉「鈴光はん、ひとつええか?」



先頭を歩く鈴光に煉弐が疲れを滲ませた声色で問いかけた。



鈴「なに?」


煉「”なに?”やなかっ!! 
いったいいつまで歩けばいいねん!!!」



もはや我慢の爆発というように
それを皮切りに、煉弐の口から次々と矢継ぎ早に言葉が出てくる。



煉「あんさんはあれから城でのんびりくつろいどったんやろけどな!
こちとらあん時からこことミナガルデを往復して、樺鸞探して城中歩き回ってクタクタなんやで!!」

鈴「そいつぁ、ご苦労なこってぇ。
――――――――――……で、本音は?」


煉「ちっとは休ませんかい、アホが。」


鈴「……おたくはいい性格しとるねぇ。」




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