泣く子もだまる親衛隊
□泣く子もわらう
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何でこんな学校に入ったんだろうと、ずっと後悔してた。
まわりは男ばかりで暑苦しいし、おまけに男が男にあこがれて親衛隊まで作ってるなんて、本当に現実だか疑いたくなる。
でも、悲しいかなこれは現実なのだ。
毎日毎日、黄色い声や熱っぽい眼差しを浴びていると、人間というのは慣れてくる。むしろ、そっちが日常な気がしてしまう。
おれもそのうちの一人だ。
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