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□二番目
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俺は


どんなに祈っても

誰かの一番にはなれなかった。


あなたにとって俺は必要ですか?



《二番目》




聞いちゃいけない事だってわかってる。

こんなこと。

けれど


今日は何時になく俺の心が揺さぶられて。

お前の答えが聞きたくて。

「なぁ、ザックス…俺は…産まれてきてよかったのかな…?」


ザックスはまるで、目の前の大切なものが崩れるような表情。

ああ、やっぱり聞くんじゃなかった





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