HAYATE★ハヤテ
□ハヤテ ハヤテの相談事
1ページ/6ページ
(しかし参ったな…)
オレは自分の不甲斐なさに落ち込んでいた。
(あんなにさっさとイッちまうなんて…)
ハヤテ 「だ〜〜〜っ!!くそっ!」
ごろんと甲板に手足を投げ出して転がった。
最近は天気が良くて空が青い。
そんな空の色とは裏腹にオレはもやもやしている。
ハヤテ 「…かっこわりぃ…」
(アイツだって初めてだったのに…)
オレは自分の気持ちに手いっぱいでマオの体のことまで考えてやれなかった。
(痛そうだったよな…)
顔を歪ませ涙を浮かべたマオの顔が頭によぎる。
気持ちよくさせてやるなんて豪語したけど、正直どうすりゃいいんだ?
(シンなら余裕なんだろうな…)
あいつは港に降りりゃすぐに女に囲まれるし、経験豊富なんだろう。
(でもシンだけには絶対こんな相談したくねぇ!!)