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□ONLY LOVE…1st season*できるだけ…*
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*できるだけ…*


【yukari】



家の中のフンイキが…




何だか…前とは変わってきてる…




典ちゃんとにの…




美香ちゃんと翔くん…




相葉ちゃんも…




それぞれの思いが交錯するから…




ホンネの部分が曖昧で…




私にはどうなってるのかサッパリ…わからなくなってた…




私自身も…




潤くんの傍にいながら…




彼女の存在があるから、いま以上…




踏み込めないカンジで…




頭ではわかってるのに…




やりきれないキモチでいっぱいだった…




傍にいるのに…キモチを押し込めることは…




私が思っていた以上に…




ツライことだった…




由『ただいま〜。』




学校から帰ったら…




大『おかえり…♪』




リビングでテレビを見てた大ちゃんがにっこり笑って…




私に手招きしてる…




由『なぁに…?』




大『思ってたんだけどさ…由香里、最近…元気ない?』




由『え…?そんなこと…ないよ…』




フニャっと笑って…




大『そんなこと…あるよ?由香里はウソつけないから…わかっちゃう♪』




由『…ウソじゃないよ。大丈夫だし…』




大『大丈夫だったら…そんな顔してないよ。』




由『…。』




大『オレじゃ…頼りないか…』




由『ちが…違うから!そんなんじゃなくて…』




私は…思いきって、大ちゃんに…




私のキモチと…今のやりきれないキモチを全部話した…




大『そっかぁ…。近くにいるのに切ないね…』




由『だけど…わかってたことだし。私がスキになっちゃったから…』




大ちゃんはちょっと…苦笑いをして…




大『何もできないけどさ…つらくて、だれかに話聞いてほしい時とか…オレ聞くよ…ねっ?』




由『うん…ありがと…』




私のおかれてる状況が…特にどうにかなるわけじゃないけど…




大ちゃんが…私を気遣ってくれたのが…




素直に嬉しかった…




大『ただ…自分のキモチには正直でいてほしいな…』



由『うん…』




にっこり笑って…大ちゃんが…




私に指切りするように手を伸ばした…




大『ツライ時は…オレに頼ること!!ひとりで抱えこまない!!…約束しよ♪』



私もにっこり笑って…




指切りをして…




由『…うん。』




頷いた…




そして…




どんなにつらくなっても…



自分のキモチには…正直でいたいって思った…
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