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□ONLY LOVE…1st season…*君だけを想ってる…*
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*君だけを想ってる…*
【mikako】
相葉ちゃんの実家に泊めてもらった日…
私は相葉ちゃんに抱かれた…
相葉ちゃんは…本当に…
優しくて…一途で…
この人が好きだったら…
私はどんなにシアワセなんだろう…って思った…
だけど…
相葉ちゃんの腕の中でも…
抱き寄せられても…
目に浮かぶのは…
翔くんの笑った顔…
耳に残ってるのは…
私の名前を呼ぶ…
翔くんの声…
途中で…涙を堪えられなくて…
泣き出す私に…
相『翔ちゃんの事…好きでいいんだよ…?大丈夫だから…』
何度もそう言って…
優しく抱きしめてくれた…
朝…目が覚めると…
相葉ちゃんはもういなくて…
お母さんが…仕事へいったと教えてくれた…
迷惑かけた事を…
重々…お詫びして…
私は翔くんのいる…
この家に帰ってきた…
部屋に戻ると…
典ちゃんが心配して…
典『何があったの…?大丈夫…?』
来てくれたんだけど…
今…話す気にはなれない…
また…ゆっくり聞いてって…
とりあえず…ひとりにしてもらった…
自分がツライから…
相葉ちゃんを巻き込んで…
迷惑かけて…
私は最低だ…
相葉ちゃんの優しさに…
甘えて…
傷つけてしまった…
涙を拭いてくれた…
相葉ちゃんの手の感触が…
まだ…残ってる…