銀魂小説

□神楽ちゃんはうちの子
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「総悟と遊んで来るネ」




「ちょっと、ちょっと。神楽ちゃん」




昼間の万屋。
今日は新八が休みで、家には俺と神楽のふたり。





「また沖田君と遊ぶの?」





最近神楽は沖田君とよく遊ぶ。

付き合ってるのかそうじゃないのかは、よく分からないが、神楽の保護者としてはとても心配である。





「別にいいじゃん。銀ちゃんには迷惑かけないネ」





そーいう問題じゃありません。





神楽の相手はあの沖田君。
腹の中は真っ黒だし、何考えてるのか分からない。




そんな奴に……
神楽ちゃんは任せられませんっ!!




「分かった。じゃぁこれ持って来なさい」




そう言って神楽に最近買った子供携帯を渡す。



この携帯のおかげで今月も家賃踏み倒れ。



しかし愛する我が子のため。
銀さん……大奮発しました。




「何アルカ……これっ」




瞳をキラキラと輝かせる神楽。
初めて見る携帯を握り締めながら俺を見つめる。




「携帯。使い過ぎんなよー、上限決まってるからな」




そう言いながら神楽の頭をわしゃわしゃ撫でると、いつもの愛らしい笑みを浮かべる。




 
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