銀魂小説
□曇天の空の下
1ページ/7ページ
銀時っ…………!
銀時!
「?」
空を覆うのは、分厚い雲。
鉛色の空は先程より色を増し、
雨が頬を濡らす。
「…………誰か……いないのか……?」
辺りは血の海。
天人や仲間の死体が転がり、
刀や弓矢はその死体を貫いている。
「おい………起きろ………」
仲間の身体を揺する。
しかし、既に冷たくなっていて
呼び掛けに反応することはなかった。
ザァァァ―――――
雨がより一層強くなり、
銀色の髪はその空を映し出している。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ