思いつくままの妄想小説2

□2人の愛ランド
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青い空、白い砂浜。
眩しいくらいの太陽と、エメラルドグリーンの澄んだ海。
誰もが一度は憧れるであろう世界屈指の高級リゾート地。



なのに・・・・



「何でこんな事になってるんだよーーーー!!」

俺の叫びは虚しくビーチに響きわたるだけだった。


*****


「おーい、隼人。まだ拗ねてんのか?
いい加減機嫌直せよ。可愛い顔が台無しだぞ?」

あまりの不機嫌オーラのせいか、誰も近寄ってこない。
目に余ったのか、冷たいドリンクを片手にディーノが困ったように声を掛けてきた。

「うっせぇ。可愛いとか言うな、気色の悪い。だまし討ちくれやがって」
「おいおい、人聞きの悪いこと言うなよ。文句があるならリボーンに言えって」

言えるモンならとっくに言ってる。

「大体リボーンに賛同したの、お前だろ?」

えぇ、そうですとも。

『せっかくのリゾート地だってのに、ヤローばかりで花がねぇな』
来て早々のリボーンさんの言葉に
『そうですよね。もう少し色気が欲しいですよね』
と言ってしまったのは俺だよ。

だがな。


「だったら山本だけでいーだろ!?何で俺まで!」
「リボーンの相手はラルとオレガノがしてるし。
3対1よりカップル2組の方がいいだろ?せっかく女の子になれるのが2人いるんだから。
それに山本が、隼人も一緒じゃなきゃヤダっていうからさ」


アイツの所為かーっ!!
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