思いつくままの妄想小説2

□だぶる?でぇと
1ページ/11ページ

ココ最近にしては珍しいほど、風もなく穏やかに晴れた日。
小春日和ってこういう日の事を言うのかな?

いつもだったら野球日和とばかりに部活に勤しむ俺だけど、今日の所は野球は2の次。

なんと言っても獄寺とのデート!なんだから!!



遊園地の前では、この上無く上機嫌な俺とハル。
そして大はしゃぎのランボと、それを宥めながらも嬉しそうなイーピン。

それとは対称的に不機嫌のオーラを全身に纏っている美少女1人。


「あ、あの・・ゴメンね、獄寺君。こんな事になっちゃって・・・」

申し訳なさそうに言うツナに、慌てたように
「いえっ!十代目の所為じゃないですよ!このアホ共の所為なんですから!!」
「え?なんで俺?」
「アホ共って、誰のことなんですか!?
第一ケーキバイキングに釣られてきた人に文句言われたくありませんっ!」

ベッと舌を出して文句を言うハルは、恐らく先日のやり取りを忘れているに違いない。

「うぐ・・・・」
「まぁまぁ。せっかく来たんだし、楽しもうよ。ね」
「そうそう。せっかくいい天気なんだしな」


チビ達2人にせっつかれて、俺達は中にはいることにした。

思っていたより親子連れも多かった。
まぁ、確かに夫婦もカップル。姉弟なら立派に男女ペアだし。
とはいえ、いつも以上に周りの空気はピンク色。


その中でもやっぱり獄寺が一番可愛い!

「お前のことだからミニスカートとか選ぶと思ったけど」
「遊園地だもん。どーせならショートパンツかなって」
「・・・足出させンの、好きだよな。実は足フェチ?」
「いーや?でも獄寺の足は綺麗だから好きv」
「・・・アホッ」

真っ赤な顔で文句言われても逆に可愛いだけだから。

周りの男共も、密かにコッチを見てたりしてるし。
後で彼女と揉めてもしらねぇぞ?

見せつけるように態と抱き寄せたらそのまま獄寺に殴られた・・・
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ