思いつくままの妄想小説
□がぁるず☆ぱにっく 1
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「面白いモノが手に入ったぞ」
いつものように十代目のお宅にお邪魔させて頂いていると、リボーンさんが小さなビンを取り出した。
「なんすか?これ?」
ヴェネチアングラスの綺麗なビンに入った少しピンクがかった液体。
「何かの薬ですか?」
「そいつの持つ潜在能力がアップするそうだ。まだ、試作品だそうだが。飲んでみるか?獄寺?」
そういって、リボーンさんは俺に手渡した。
「止めといたほうがいいと思うけど。リボーンの面白いってろくなコトじゃないから」
「うるさいぞ、ツナ」
十代目に銃を突きつけ、黙らせた。
「どうする?」
疑問系で、聞かれてはいるが「飲め!」といわれているようなもんだ。
「・・・飲みます」
心配そうに見ている十代目に「大丈夫ですから」と声をかけ、一気にあおる。
子供の薬のような甘ったるい味がした...と思ったら
目の前が真っ白になり、俺は意識を手放した。