思いつくままの妄想小説

□がぁるず☆ぱにっく 3
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風呂に入って、自分の身体を鏡に映す。
最初はとても直視できなかったけど、最近はようやく慣れた。
これで元に戻れると思うと何となくだが複雑な気もしたけれど。


隅々まで念入りに洗った。これからのことを考えると自然に顔と体が熱くなっていく。
最後に冷たい水で顔を洗って、火照りを冷ました。

山本のリクエストの服を着て。
・・・さすがに裸エプロンだの、シャツ1枚だのは出来なかったが。

「上がったぜ。お前も入れよ」
ちょうどナイターが終わったらしい山本に声をかける。

すれ違いざまに引き寄せられ、
「うーんいい匂い。それにしても、やっぱ獄寺それ似合うな。すっごく可愛い」

「・・・嬉しくない」
「んじゃ、俺入ってくるな。なるべく早く出るから」
「いい!ゆっくり入ってこい!」

恥ずかしくて、思わずソファの上のクッションを投げつけた。簡単に受け止められたけど。

やることもないので、TVを付けた。
普段見たこともないようなドラマや、バラエティ番組など見る気にならないような物ばかり。
この時間じゃ、仕方ないか。
水でも飲もうと思いキッチンに行き、冷蔵庫の中のミネラルウォーターを取り出した。


「獄寺」
いきなり後ろから抱きしめられ、ペットボトルを落としてしまった。

「・・・早くねぇ?」
「うん、俺もう限界かも」

そう言うといきなり抱き上げられた。
・・・・・俗に言う、「お姫様抱っこ」というヤツで。

いきなりの浮遊感に思わずコイツの首にしがみついてしまう。

「おっ、イイ感じw」
「て、てめぇ!ふざけんな!降ろせ!!」
「ベッド着いたらね♪危ないから暴れんなよ」
そう言って嬉しそうにベッドルームへ入っていく。
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