思いつくままの妄想小説

□がぁるず☆ぱにっく 3
4ページ/6ページ

「・・くでら。獄寺」

誰かに呼ばれたような気がして目を開けた。
「やっと起きた?」

目の前には山本の幸せそうな笑顔。
俺の頭はコイツの腕の上で(俗に言う腕枕)
コイツは俺を抱きしめていて。
そしてなにより、コイツも俺も素っ裸のまま。

何で?と思うまもなく夕べのことを思い出た。
コイツに散々乱された、記憶から消去したいコトまでしっかり覚えていた。
いたたまれなくて、コイツの胸に顔をうめた。
それがコイツを調子づかせるとも思わずに。

「?どうした?身体戻ってるぜ?」

そうだった!あわてて身体を確認した。

「・・・戻ってる」
じゃまくさかった胸も無くなっている。
これで何もかも元通り。十代目の右腕にもなることが出来る。
安心してしまって、こいつの目の色が違って来てることに気が付かなかった...。

「ところでさぁ、獄寺」
「何だ?」
浮かれて返事をして、山本の顔を見たとたん、身体が凍り付いた。
例えて言えば、獲物を目の前に、舌なめずりをしている猛獣のよう。

「えぇっと?あ!お、俺、シャワー浴びてくる!」

あわててベッドから降りようとするがコイツが許すわけもなく。
再びベッドにに縫い止められてしまった。

「獄寺、女の子とシタ後に男なんか抱く気になる訳無いっていってたよな?」
「えっと、山本?」
「試してみよっか?」

そう言うコイツのはすでに準備万端で。

「わぁー!待て待て!早まるなぁ!!!」


俺の叫びも虚しく、もう一度山本に頂かれてしまった・・・



「獄寺の処女、2回貰っちゃったわけだし?こーいうの1粒で2度美味しいって言うのかな?」
「・・・いわねぇよ」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ