思いつくままの妄想小説
□浜辺のMermaid 2
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口の中で大きくなっていくソレにどうしてイイか分からないままに舌を動かす。
「ん・・きもちいいよ・・ごくでら・・」
口に入りきらないところは手を添えながら。
青臭い匂いと苦みに正直えづきそうになる。
「う・・くぅ・・」
上から聞こえてくるこいつの声に少し気分が良くなる。
「あっ・・ごくでら・・もっやば・・い!」
ドクンっと脈打ち、いきなり弾けたことに驚いて、思わず口を離してしまった。
勢いよく流れ込んだソレを、飲み込むことも出来ず、咽せかえってしまった。
「けほっ!お・・まえ、いきな・・り!ごほっごほっ」
「わ、悪ぃ!大丈夫か?!」
「だ、だいじょ・ぶのわけ、けほっ」
せき込む俺の背中をさすりながら、ベッドに置いてあったドリンクを差し出してくる。
ソレを飲み込むとナントカ落ち着き、口の中の苦みも解消された。
・・・こいつ、よくこんなこと喜んでしようとするな。
「ほんとごめんな。あんまりきもちかったから」
「そーかよ・・」
正直、顎は痛いし、疲れたし。二度とやりたくないぞ、俺は。
とりあえず、お互いもう一度シャワーを浴びることにした。
正直、自分の身体はあまりみたいモノではないが。