思いつくままの妄想小説

□ラビューvラビュー!
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明るいのは絶対に嫌だという獄寺のために電気を消した。
まぁ、俺だってまさかこんな明るい部屋でやろうなんて思ってないけど...

...いや、見たいという気持ちはもちろんありますよ?
でも、さすがに初めてなんだからムードってモノも大切でしょ?
・・・苦手な分野ではあるけどさ。


強がる態度とは裏腹に、不安げに揺れる瞳に保護欲と同時に征服欲もそそられる。
安心させるように髪を撫でてやりながら、獄寺の好きなキスを何度も繰り返した。

「ぅん・・ふぅ・・ん、あぁ..」
普段より少し高めの、とろけるような甘い声。
これだけで自身が高ぶってくる。
自分の中の余裕の無さに呆れながら表に出さないように必死だった。


「やまもと...?」
じっと見つめたままの俺に不信感を持ったのか、上目遣いに名前を呼ばれた。

あーっ!その目、反則だって!
我慢できなくなっちまった。

「えっ?わわっ、ちょっ??」
激しく口づけながら着ている物を脱がしていく。
いきなりの俺の行動に驚いたのか、抵抗らしい抵抗も忘れているみたいだった。

抗議するように背中を叩かれ、名残惜しくはあったけどキスから解放してやる。

「はぁ・・はぁ・。もっ・・何だよ?急に」
どうやら獄寺はキスが苦手らしい。
上手く息継ぎが出来なくて、息を止めてしまうらしかった。

気づいては居ないようだが今の獄寺は一糸纏わぬ状態で。
たわわな乳房と、くびれたウエストが目の毒だ。

何も言わず見つめていた俺の視線に気づいたのか、真っ赤になって
「な、何見てんだ!すけべ!」
と怒鳴って、慌てて隠そうとする。

「んじゃ、俺も脱ぐからおあいこな?」
「そーいう問題か!?」
「だって、獄寺、すっごく綺麗なんだモンよ」
「う、嬉しくねぇよ!!」

そっと、膨らみに触ってみる。柔らかいそれは適度な弾力があり、気持ちいい。

「ぁ・・ん、やま・・もとぉ・・」
普通ならあり得ないその感覚に戸惑っているのだろう。
「痛い?」
初めて触れられるそれは余り強くしてしまうと、痛みになってしまうから、なるべく優しく。

ふるふると首を振る獄寺の顔にキスの雨を降らせながら、手の動きを大胆にしていった。
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