思いつくままの妄想小説

□ラビューvラビュー!
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獄寺の好きな啄むようなキスを何度も、何度も・・・

次第に力が抜けてくるのを確認して、もう一度指を押し込んでいく。

「んんっ?」
異物感に眉は潜めたけれど、さっきよりはスムーズに入っていく。
落ち着くまで待って、ゆっくりと動かした。

「あ・・んん・・ふぅ・・やぁ..!あぁ!!」
蜜が溢れ、俺の指にからみつく。
まるで奥にひきこもうとするかのようなナカの動きに俺の方も限界で。


「・・・そのまま、力抜いてろよ」
「・・・え?なに..?」
指を抜くとそのまま俺自身を埋め込んだ。


「っい?あ、ああぁぁっっ・・・やだぁ・・っ!!」
獄寺の大きな目が見開かれ、悲鳴のような声が上がる。

まるでしがみつくように肩を捕まれ、爪が食い込んでいく。
正直かなり痛かったけど、獄寺の苦痛はおそらくこんなモンじゃないだろうから。


「獄寺、ごくでら・・・?」
「う・・あ?や、・・もと・・?」
忙しなく浅い呼吸の合間に震える声で、それでも俺を呼んでくれる。
腕を俺の首に廻し、しがみつこうとする獄寺が愛しくて。

「くっ・・ぅ」
少しでも動けばそれが刺激になるらしく身体をふるわせる。
獄寺の締め付けに動きたくて仕方なかったがこれ以上苦痛を与えることは憚られた。

「だ、・・じょぶ・・から」
「ごくでら?」
「うご・・ていい・・から」

消え入るようなでも、目を逸らさずにそんなことを言われ、俺の理性もそこまでで。

「んぁ!!あンっ・・あぁ!!」
ゆっくりと、でも強く突き上げていくと、獄寺の声から苦痛の色は消えていく。

「あぁン・・も・・はぁ・・・んん!」
溢れる嬌声に俺の動きも激しくなっていく。
華奢な身体を抱きしめながら快楽を共にしていった。

「やまっも!・・だめ・・っもっダメ!た、たすけ..!!」
ラストスパートをかける俺の動きに必死でしがみついてくる。

「っ!ひっ!!あっアァ・・・ン!!」
きゅぅぅと強く締め付けられ、俺の方も達してしまった。

初めてだろうその強い衝撃にそのまま、獄寺は気を失ってしまったようだ。
顔に残る幾筋もの涙の跡に罪悪感を感じながら俺もそのまま眠りについた。
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