11/12の日記
02：27
Waltz 12月号感想
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やっと出ました12月号！
もうね、この一カ月悶えに悶えまくって頭パーンするかと思いましたよ……まあ、毎月そうなんだけどね！！
・悪巧みだよ、岩西＆店長さん！
先月、衝撃の『蝉を殺す』で終わったWaltzでしたが、今月はその続き。
初めから蝉殺す契約だったってさ〜
岩西ッッ！お前ってやつはッッ！！
『可愛いもんだ』とか言ってるの見てデレたッ！？と思ったけど、それとこれとは別なんだって〜
でもこのカマキリ親父何考えてるのかわからんからなぁ。今後どういう展開になってもそこまで吃驚しなそう。読者はなぁ！騙され過ぎてお前の発言はもう信じられないんだよぉおお！！
そんな外道街道爆進中の岩西に対抗するは、趣味は変態ストーキング！新進気鋭の芸術家！（？）なコンビニ店長さん。
内縁の妻の話なんて全然気にしていなかったのに此処で話題にあがるとは…
内縁の妻の存在含めて全部嘘かと思ってたのに、まさか本当にそういう人が居たとはな〜
しかも調査されても良いように自分の手で首折って殺しておくとか店長さんマジ外道！岩西とは別の種類の外道ですぜこの人！
「金がねえ！」ってキレる岩西を見てちょっと冷や汗出てる店長が可愛いとか思ってしまい自己嫌悪…
で、そんな店長に「てめえのせいで自慢の事務所も全財産も無くなったんだ報酬三割増しにしろよゴラァ！」と言い放つ岩西に店長が一言『…ハイエナめ』
まあ岩西のこの外道面見たら誰でもそう言いたくなるよね！
この腹黒頭脳派二人組のやりとりは面白いなあ。現在岩西がかなりリード！今後店長はどう切り返していくのか？乞うご期待！！
・地味にピンチですね、蝉君！
前回超あっさり帽子卿殺して『あと一人…』とか言ってた蝉君。
変態の死体見下ろして脳内岩西の応援を受け、やっと自分の居場所を得ることが出来、「よっしゃ首折り殺すぜ！」と張り切ってるとこ悪いが、別の部屋でキミの殺人計画進行中だよ！？うわーもう蝉が報われなすぎて泣けてくるわ〜。岩西、お前ってやつはッ！！
蝉君は普段はあまり頭がよろしくない様子ですが、仕事となるとかなり鋭いですね。確かに人殺しの才能あるのかも。
読者が騙された今回の展開に見事騙されなかった蝉君ですが、大藪さんの強さとちょっと間抜けな運のなさのせいでピーンチッ！
・死んでますよ、帽子卿！
前回驚くほどあっさり殺された奇代のド変態こと帽子卿。…のケツ！！
誰だ帽子卿のケツに帽子乗せた奴は！先月号見たところ帽子の方が先に落ちてるから自然に乗るとかありえないよねぇ！
彼のせいで蝉が壁にぶつかるシーンとか蝉の鋭い観察力シーンも全部ケツ＆帽子に持ってかれました。
ああもうこの変態は死んでもいい仕事してくれるなチクショウ！笑いすぎて腹痛いよ！先月の「笑い要員いなくなって残念〜」って思ってた私は詰めが甘かったですね。奴を侮っていました。
帽子卿の変態さは死んでもなお健在（日本語可笑しい）です。
・そう来たか、苺原君＆大藪さん！
前回実は大藪さん生きてましたー。帽子卿殺そうとしたけど蝉君に横取りされましたー。という展開でした。
あれ？なんで二人とも鼻に絆創膏してるの？絶対何処かで入れ代ってると思ってたのに種明かしでそれなかったしー。とか思いながらも、まあ、マンガだし辻褄の合わないことだってあるよねー。
…と思っていた私の馬鹿ーー！！それ絶対大須賀さんと伊坂さんの思惑だったって！種明かしは前回で終わり、今月は戦うんだろうなぁと思わせといてまだ続いていたとは……恐るべし伊坂先生＆大須賀先生！Waltzをなめきってましたごめんなさい。
そんなわけでトイレで入れ代っていた苺君と大藪さん。
大藪さんマジ演技派すぎ！バス乗ったのも、帽子卿に『残念だったな…』と言ったかっちょいい姿も、全部大藪さんだったんです！
言われてみりゃ確かに蝉のナイフ避けたり帽子卿の銃弾避けたりは苺君には無理だったよね〜。
でもさぁ、スピーカーに向かってマジギレしてる蝉の後ろで尻もち着いてる奴を大藪さんだとは誰も思わないじゃん！
あれ？てことはですよ、店長に『首折り男はお前を許さないぞ』って啖呵を切ったのは大藪さんってことですよね？
ああ、店長が「先月僕のことを散々節穴アイだとか直感しょぼ過ぎだとか言ってくれたね。その言葉そのままキミ達読者に返すよ」って嘲笑ってる姿が浮かぶ…
ええ、その通りですゴメンナサイ店長さん。
言われてみれば疑問はいくつかあったわけですよ。
なんで絆創膏してるんだとかなんでナイフと銃避けれたんだとかなんでチワワ和時計チクタク見たいに一瞬でゴギンッしなかったんだとか…
改めて考えれば全部二人が入れ代ってたからなんですよぉ！
そりゃ苺君に帽子卿の首ゴギンッは無理だよね。
てか３巻ラストと５巻ラスト両方とも読者は大藪さんに騙されたんですね。
両方まさかの別人だったのかよ！！
苺君も超演技派ですね。彼は気弱な顔しなければかなりのイケメンです。５巻ラストの顔とか今月号の蝉を挑発してる顔とかイケメンすぎるだろ！
普段からあの表情だったら絶対モテモテですよ。
そして再び大藪さん。
頭脳派蝉君にあっさりバレて、右腕刺されて左人差し指切り落とされちゃいました。
な の に ！ 少し焦った顔しただけ。
え、何痛くないの？んなわけねえだろ！？
叫び声一つ出さないとか凄い通り越して怖ええよ！！
Waltz＆魔王の殺し屋さん達は痛みに強すぎると思います。今回の大藪さんや、蝉に左目潰されて右耳噛み切られたチクタクねえさん、魔王で蝉のナイフが右手グッサーいった鯨さん、などなど、誰一人叫ばない痛がらない。
殺し屋って生き物は神経通ってないのか？
はい、話しもどします。
で、ちょっとしたお間抜けで首輪掴まれた蝉君を壁にガンガン叩きつける大藪さんマジ強ええ！
苺君もかなり驚いてるよ。
あれ首輪切れなかったらそのまま頭潰れるまでやったんじゃないですかね？大藪さん怖ええ…
てか片手でやってますよ。蝉に『馬鹿力のクソゴリラめ』って思われてもしょうがないなこりゃ。
そういや３巻で居酒屋店長の頭シメた時も片手でしたね。７、８０キロあろう居酒屋店長が足バタつかせても全く動じない握力＆腕力があれば、蝉なんて軽いんだろうなあ。
多分大藪さんはベンチプレス２００キロくらいなら余裕で持ち上げられると思います。いや、もしかしたら３００キロいけるかも…
そしてラスト。
大藪さんに次捕まったら殺されると思った蝉が苺君を人質にして広い場所に移動しようとしますが、頭脳派大藪さんにさっきの仕返しとばかりにあっさりバレました。
苺君痛めつけられたくなかったらついて来い！と開き直る蝉ですが、大藪さんは一言『断る』そして苺君にすまないと謝りながらも『お前には言っておいたはずだ…俺はいい人なんかじゃない、と。』と殺し屋オーラバリバリの表情で言い放ちました。
きゃー！苺君見捨てられた！どうなる苺君！？
これで苺君の人質としての価値０になったぞ！
ある意味死亡フラグ遠退いたかも。
捨てられてかなりショック受けてるけどね！
でもねー、それだとちょっと「あれ？」って思うんですよねぇ。
だって大藪さん３巻で、わざわざ苺君助けに新宿の公園に出てきて、チクタクと帽子卿に殺されかけてるんですよ？今見捨てるなら、なんであの時助けたんですかね？
先月とか二人で仲良くイチャイチャ（？）してたくせに見捨てるのかなぁ。
もしや最初から苺君利用する気だったとか？苺君が手伝うように誘導してたとか？もしそうなら大藪さんWaltz最大の腹黒＆頭脳派人物になりますよ。
流石にそれはないだろ〜。それはそれでカッコイイけどね！
ってことで、私は「大藪さんの何らかの作戦なんじゃないか説」、もしくは蝉に苺君殺されないように「苺君人質としての価値０です主張説」を押します。
大藪さんが本当に苺君を捨てたなら、ちょっとひどいけどまあ彼は殺し屋だし人助けっていっても所詮趣味だししょうがないか〜、と思うし、なにか思惑があってこういう発言をしたなら、大藪さんマジいい人超ヒーロー！ってなるでしょうね。
私はもし本気で苺君見捨ててるとしても大藪さんは十分ヒーローと言えると思います。
だってさあ、考えても見てくださいよ。いくら趣味、もしくは罪悪感からのバランス取り、で人助けしている殺し屋だといっても帽子卿＆チクタクと戦おうと思いますか？
どう考えてもそこらへんの婆ちゃん爺ちゃん助けるのとレベルが違うでしょ。今まで山賊どころか近所の店に出る万引き犯としか戦ったことないのに、いきなり大魔王と戦うってくらいレベル違うでしょ。
チクタクという強敵がついていることを襲撃まで知らなかったとはいえ、帽子卿の体内から溢れ出す変態オーラ見たら逃げるでしょ？強さ云々よりも彼のあの変態さは敵前逃亡しても許されるレベルですよ！
もしその時点で変態オーラに気付かなかったとしても、あの駐車場でも会話で「あ、こいつホントにヤバいな（変態的な意味で）」って思うでしょ？
私だったら泣くね。号泣するわ。
チクタク身代わりにして逃げたらそのまま県外逃亡どころか国外逃亡するね！
先月の苺君のセリフを通り死んだことにして超逃げるね！！
でも大藪さんは逃げない！『性分だ』と言って変態に向かって突撃隣の首折り男（？）しに行く！
無理だってー。『性分』程度じゃ絶対無理だってー。そのくらいの動機じゃ変態のメンタル攻撃に耐えられないってー。
でも大藪さんはそれに余裕で耐えてる！ノーベル平和賞貰ってもいいと思うよホントに。満場一致で貰えるって！！
しかもこれ仕事じゃないんですよ。
仕事ならプロとして嫌でもやらなくちゃいけないけど、大藪さんは誰にも依頼されていない！
一銭の得にもならない、むしろかなり損してるであろう帽子卿討伐を続行する大藪さんはマジでヒーローだと思います。
うーん、苺君はやっぱり生き残りそうだけど今月で大藪さんの死亡フラグが一気に上がった気がして怖いなぁ。
Waltz３巻終わりと５巻終わりを読み返して思ったんですが、大藪さんがホントに狙っているのは帽子卿の命じゃない！絶対読者殺しに来てる！！
あの終わり方はないだろー、心臓に負担掛かりまくりじゃ！発作起こすわ！！
見開きページ使いすぎだって大藪さん！いろいろあったけど読者に一番衝撃与えて、そのうえ騙してるのは大藪さんだ絶対！！
・最後に
６巻に収録されるのが５話だと考えるとWaltzも残り３話になります。
……終わるのか？
もしあと３話なら次回に大藪さんVS蝉が終了＆苺君どうにかなる。でその次に店長＆岩西との決着。そして最後はもし生きてたら苺君のその後、多分いじめっ子と対決すると思う。そして蝉が岩西に「猫田市から依頼だ」「猫田市？何処だよそれ？」みたいな感じで終わるかな〜と予想。
いろいろ予想してみるけどそれを裏切ってくれるのが伊坂＆大須賀コンビ！来月号も超期待！！
ああ終わっちゃうのかーー(T_T)
ここまで読み応えのある漫画は今まで無かったから続編マジ希望！
結局鯨さんと槿さん出なかったな〜、今更出てくるのはないだろうしー。
続編書いて欲しい、そして是非二人を出してほしい！！
・おまけ（？）
「マリアビートル・イントロダクション」読みました。昴さん若いのかと思ったら五十代のおじさんでした。チクタクみたいな美学型の殺し屋さんです。こういう美学持った人ってカッコイイですよねー。
今度細かい感想書こうと思ってます！
最近更新してないので明日か明後日あたりに更新しようと思います。
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