フィディオ・アルデナ

□あの日から君は…
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おれはふぃでぃお・あるでな。
6しゃい。




きょうは、おばさまにつれられてイギリスにきました。






「フィーくん。

ちょっと仕事があるから、

遊びに行っておいで。



遠くへ行っちゃダメよ。」



「はぁ〜い!!

いってきます。」




おばさまはここのえらい人とおはなししなくちゃいけないんだって。


ここというのはイギリスでもぼうだいな力をもつバルチナス家。


おばあさまのしごとあいてなんだって。




「ふわぁ〜!!

しゅごいや!!きらきらだぁ。」



金のシャンデリアに贅沢な装飾品。


目が痛くなるほどキラキラしている。






ぱたぱた





「ふぁれ?このへや…は?」


きらきらの廊下とは違い、シンプルな扉。






キイィ―






中に入ってみると。



「ふぁ…。」



他の部屋とは違ってシンプルの中にセンスがあるそんな部屋。





タッタッタ―



バフッ



「ベットもふかふか!!」




ばたばたばた。




枕を抱いて、ふかふかのベットの上で足をバタつかせる。




えへへ。たのしい!!








「ほぅ。

イタリアでは勝手に人の自室に入ってくつろぐのがルールなのか。」





ビクッ!!





入り口から聞こえる声。





やばい。



このへや、はいっちゃいけなかったのかな。






あやまらないと。





バッ!!





「あ…ぁの………ごめんなしゃい!!」




意を決して振り返りって謝り、顔を上げると…



水色の髪に碧緑の左目。




「……えどがー・ばるちなす…さま。」


おせわがかりさんからきいたことある。





えどがー・ばるちなす


イギリスでもゆうすうのきぞく、バルチナス家のじきとうしゅ。

ぼくと1つにしかちがわないのに、せいせきゆうしゅう、


バルチナス家はじまっていらいのてんさい。






なんか、すごくにらまれてる……


「ふぇッッ…ヒクッ…」





こわい!!




「わあああぁぁぁん((泣」


「(Σ泣き出したッッ)」





だめだ。


おとこのこなのにないちゃだめだ。


えどがーにまたおこれる。





ぽん。





頭になにか乗せられた感覚。


「ヒグッ…ふぇ??

わわわわ;」



突然髪をかき混ぜ始めた。



「ふぁ??えどがーさま??」



くしゃくしゃ


「すまない。」

「え?」




びっくりした。

だって、えどがーはおこってるとおもったから。




「怖がらせるつもりはないんだけど…」



わしゃわしゃ



「お前、アルデナ家の子だろ??

手荒な真似はしないから安心しろ。」






顔を上げてみると…



「ッッ!!////」




えどがーはすごく優しい目をしていた。



























それが彼とのはじめての想い出。
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