吹雪士郎

□想い出の場所U
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「ただいま…。」

「?
お帰りなさい。


…何かあったの?」


「…何でもない。」

俺は自分の部屋に直行してベッドにダイブした。


ばふっ


「なんか、頭が追い付いてないのかなぁ。」

だってずっと待ち焦がれていたお兄ちゃんが急に目の前に現れたんだから。

あれは…もしかしたら夢なのかもしれない。















―――――――――――――

「久しぶり。


虎ちゃん。

覚えてくれてたんだね。」


「え、何で。
お兄ちゃん、何でこっち…!?///」

俺が混乱しながら質問すると、
お兄ちゃんの指が口に当てられた。

「しぃー。

詳しいことは明日話すよ。

でも、僕に会ったことは内緒。
誰にも言っちゃいけないよ。

だから、明日もここに来て。」


――――――――――――――

そう言って別れてきたけど…


「どういうこと…なのかなぁ?

内緒って…。
でも、明日も会えるってことだよね!!」

そうだ。
もしかしたらこっちに戻ってきたのかもしれない。

あれ?
でも今、エイリア何とかってのと戦ってて…?

あぁ…今日は疲れちゃった…。
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