吹雪士郎
□「Ciao.Che cosa ha?」
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「守。士郎は??」
「あ…あそこでシュート練してたんだけど…?」
フィディオくんのバカッッ!!練習場には来ないでって言ったのに!
仕方ないから帰るまで寮に帰…
「吹雪ー!!
フィディオが来てるぞー!!」
れなかったです。
「…はい。」
仕方ないから会いに来た道を戻るけど、
「はぁ…」
足取りは重いわけで。
え?何でかって?それは…
「士郎!!会いたかったよ〜!!」
抱きッッ☆
はい。これなんですよ。
彼がイタリア人と言うのは百も承知なんです。
なのでスキンシップが激しいわけで…
「はぅ!!〜〜///」
でも、やはり恋人に抱き付かれたら照れるもの。
だから赤くなるのは自然なこと。
「や…止めてよフィディオくん!!
……みんなが…見てるでしょッッ」
そう。皆もすぐ近くにいるんだ。
チラッと皆を見てみると…
「「「………(イライラ)」」」
なぜか分からないけどすごく怖かった。
豪炎寺くんなんかは後ろに蜃気楼が見えるんだけど…
「だって、2日も会えなかったんだよ。」
「2日しか経ってないんだよ!!」
「まぁそこは気にしない。
…と言うか士郎、…何でユニフォームなの??」
「え?だって練習ty…
「え〜!!今日はイタリアエリア案内する約束だろ!!」
そんな約束…したっけ??
「この前の時!!」
この前…
「あぁ、したような気も…」
「と言うわけだから、早く着替えてきて。
俺、ここで待ってるから。」
「…うん。分かった。
じゃあ、ちょっと待っててね!!」
幾ら相手が誰であれ非があるのは自分だから、行かないわけにはいかない。
別に、フィディオくん一緒にいたいとかそんなんでは一切ない。
決して!!