吹雪士郎
□だぁーいすき!!
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「吹雪さん!!
おはようございます。」
「あ。虎丸くんおはよ。
今日はね、五目チャーハンだって。」
「そうなんですか。美味しそうだなぁ。
隣いいですか??」
「うん。どうぞ((にこっ」
「ぶっ!!」
「ご…豪炎寺くん!?
大丈夫!!??」
いまの笑顔は悩殺級ですね。
吹くのも分かります。
「げほげほ…大丈夫だ///」
「……チッ」
なんか吹雪くんのお隣のチビッコから尋常じゃないほどの黒いオーラが…;
吹雪さんと自分の会話に入ってきてほしくなかったんですね。
「吹雪さん!!
スープ取りに行きましょうよ〜。」
「ん?いいよぉ〜。」
日本代表ということで、スープと白米はセルフでおかわり自由なんですよ。
男子中学生の胃袋をナメちゃいけません!!
このシーンだけ見るとほのぼのなんですがね。
すっ…
「ボソッ……。」
「!!!……((さぁーー。」
「あれ?
豪炎寺顔色悪くねぇか?」
「いや…なんでも…ない。」
「大丈夫じゃないだろ。
震えてるけど;」
「くすっ…。」
これが虎丸の実力なのである。
ただこんな虎丸にも敵わない相手が1人。
「吹雪さん。
好きです!!」
※これは通常の日常会話です。
「うん((にこっ」
「大好きです!!//」
だんだん赤くなる虎丸。
初々しいですね。
まぁ策士でもれっきとした小6の男の子ですからね。
「((にこっ。」
「大好きなんですよ〜!!」
「うん。
僕も虎丸くんの事大好きだよ。((にこっ」
吹雪士郎その人である。
「違いますよ!!
俺は本気で好きなんです!!」
「うん。分かってるよ。
ありがとね。」
「〜〜だからー!!」
「あ。
もうすぐ練習始まるね。僕、今日はDFだから。」
「ーーーー吹雪さぁんーー!!((泣」
虎丸撃沈。
※念のためにもう一度。
これは日常会話です。
「ん〜。」
「あれ?風丸どうしたの?」
「吹雪さぁ、毎日虎丸に好きって言われてんじゃん。」
「うん。」
「なんで何時も真剣に答えてやらないのかなと思ってな。」
「え〜。
でも、ちゃんと虎丸くんの事は大好きだよ。」
「じゃあ俺は?」
「勿論大好きだよ。」
「円堂やヒロトや不動も?」
「うんっ!!」
「白恋中の奴ら…」
「うん!!みんなだぁーいすきだよ。」
すごく良い笑顔ですね。
それに対し風丸は…
「あぁー。
(虎丸、御愁傷様;)」
さて、虎丸くんの恋が実る時は来るのだろうか。
それは別のお話で…。
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