赤也「せんぱーい。ちょっといいスか」

「ああ。通路を通るときにお客さんが席から飛び出して進行を妨げる、についての相談だな。」

赤也「わーお。ご明察ッスね。
そうなんですよ。おれもファンサービスはしたいけど、あそこまでされると・・・」

「腕を捕まれたり、引っ張られたりしたんだったな。曲の終わりまでにステージに戻って来れたのか?」

赤也「必死ですよ。ペンライトとかガンガン当たるし、痛かった・・・。」

「それは大変だったな。

当たり前な話だが、キャストが通路を通る際には『お触り禁止』だ。家に帰ってから心の手で触ればいい。」

赤也「でなきゃ、その内お客さんを檻に入れて公演しなきゃならないスね。冗談抜きでさ」

舞台とは興奮するものだが、キャストも一人の人間だということを忘れずに観劇してもらいたいものだ。」

赤也「せっかくの舞台スからね。」

「ああ。」




***



原則としてキャストに触れてはいけません。舞台の進行を妨げたり、乗り出して他のお客様に迷惑が掛かります。

ハイタッチも通路側の席のお客さんのみの特典だと割り切りましょう。

もし自分がキャストで、上演中、知らない男性に腕をつかまれたら怖いですよね。ファンだからって何でも許される訳では無いのです。


***


「お触りはいけないな。」

赤也「そーゆーこと。」





もしキャストが通路に来たら?終わり

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ