兎文庫
□客観的初恋
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雨が激しく窓に打ちつけた。
放課後
家に帰れば
『勉強しなさい!』
って言われてしまうのがオチ。
「じゃあ、遊んで帰ろうか。」
誰からともなく言い出して、鬼ごっこに発展したんだ。
女の子5人。
沢山笑って遊んで先生に怒られかけて、鬼だけじゃなく、先生からも逃げて、とても楽しく過ごしていた。
チャイムが鳴って、みんなが帰ろうとした
その時
「あれ…?傘が…無い!」
アリサの一言で、みんなが集まった。
こんな土砂降りのなか、傘無しで帰るのはちとキツい。