lだいすきなんだ。

□"夢中"
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みなさんに問題です。
今の現状はどれでしょう?



@アレンが私の部屋にいる
Aリンクが私の部屋にいる
B2人共居て笑っている





正解はB番、笑っているのは確かなのに
笑いが怖いよ2人共。







「なんでリンクが此処にいるんですか?」


「それはこっちの台詞です。」


「僕は折角の休みだからリオと居たいと思って。」






気持ちはすごい嬉しいよアレン。
君の笑みが黒くなければ。





「リンクはなんなんです?(僕とリオの時間を邪魔するな!!)」


「私はリオが疲れてると思ってお菓子を持ってきたんです。
(貴方が出ていきなさいウォーカー。)」


「へーそうなんですか。そのお菓子僕にも下さい。
(嫌ですよ。)」


「君は食堂にでも行きなさい。
(しつこいですよ。)」





私の気のせいかな…
いろいろ本音が漏れてるような気がする。

ひどく君達が黒く見えてきたよ。






『わっ私、リナリーに用事があったような…』






早くこの空間から逃げ出したいと
回避運動を試みる。






「「何か…言いましたか?」」


『激しくごめんなさい。』






呆気なく失敗に終わった。
なんとか和ませようと立ち上がる。




『2人共っ!』


「「なんですか?黒」」


『(ひぃぃぃ。)なっなっ』


「「なっ?」」


『なっ仲良くしてよーっ微泣(ウワァァァァンッ)』


「「っ!?///」」






思いの外効いたのか
2人は硬直してしまった。






「「(不意討ちだ///)」」




涙目+上目遣いは効力抜群であった。
それが無意識だから質が悪い。





『2人共…?』



心配して顔を覗いてくる仕草が
すごく可愛く見えて。




「あぁっ!!なんでそんなに可愛いんですかっ//」


『ひゃあっ』


「何してるんですかウォーカーっ!!」





いきなりアレンがリオに抱きついた。
リオは訳がわからずアレンの腕のなかで慌てている。
リンクは引き剥がそうと頑張っている。





「離れなさいウォーカーっ!!」


「嫌ですよ。あー癒される。」


『あっああああれん?何をしてっ///』


「リオを抱き締めてます。」


『ななななんで!?』


「リオが好きだからに決まってますよ。」


『はいっ!?///』




今の一言で緊張は頂点に達する。
リンクはリンクで爆弾発言を投下する。




「一体何なんですかウォーカーっ!私の方がリオのことが好きですっ!!」


『はいっ!?///』


「宣戦布告ですか?」


「リオは私が貰います。」

「望むところです。」





2人はゆっくりとリオを見ると。



「「覚悟してくださいね??」」



そう言い放った。



『えーっ!?///』







(君が好き)
(それじゃ物足りない)


君に夢中










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