ほら、空は蒼いよ。
どこまでも、どこまでも。
だから、泣かないで。
僕が、その手を握りしめるから
もう、離さないから。
手の温もりは、優しくて。
でも、涙は止まらなくて。
「僕が、傍に居ても良い?」
君が言った言葉、今でも覚えてる。
君の涙まじりの笑顔は、最高に愛おしかった。
夕焼けに染まる太陽とか空なんかよりも
僕は、一番君が好きだ。
そう、呟いた。
―――君の手を未だ握りながら。
[
TOPへ
]
[
カスタマイズ
]
©フォレストページ