化学結合
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今日は待ちに待った休みの日だ!
テストも終わって中間までヒャッホホイだ!!
だからニコは皆の家にれっつらご☆ヴィジッツ☆(違う)
雲雀と獄寺の住所は中学一緒だったから
何故か知ってる
ベルとフランくんの住所は…うん、秘密☆★☆
☆uzai☆とかいうエイゴは知らないよん
-雲雀宅-
ピンポーン ガチャリ
雲「亜古川かい?どうしたの」
「やっほーい☆遊びに来たよ!」
雲「そう、上がっていくといいよ」
「わーい!おっじゃまっしまーす☆」
靴を脱ぎかけた瞬間
雲「そういえば明後日、英単語テストあるよね?」
「おじゃましましたー☆」
逃亡。
雲「……逃げ足だけは速い」
-ベル宅-
ピンポーン ガチャリ
ベ「お、ニコじゃん」
「はろー!遊びに来てやったぜ!」
ベ「ふうん…、服の趣味いいな」
そうそう!今日は私服で来てんだ!
あれ、おかしいな、ベルの目と私の目が中々合わない!
ベルの目線をたどってみたよ!
ちょうどあたしの胸のあたr…
ベ「ししっニコ、俺の部屋……」
「こんのスケベ死ねえええ!!!帰る!!!」
ベ「カエルはここにはいねーよ」
「そっちの‘かえる’じゃねええええ!いちいち面倒くせーなベル!!」
そこから全力ダッシュ
ベ「………ちっ」
ベルは思春期です!性春真っ盛り☆です!
ふー危ない危ない
-獄寺宅-
ピンポーン ガチャリ
獄「帰れ」
「あたしまだ何も言ってないよね?」
獄「このパターン中学の時からだろ、お前俺の部屋でWiiのマリカやってボロ負けてブチ切れて部屋をめっちゃめちゃにすんだろ、知ってんだよついでに果てろ」
「ひでえ言われようだが事実だから何も言わん!!いや今回のあたしは違うから!!お願いだから部屋入れろおおおお!!」
ぐいぐいと獄寺を押しのけて中に入ろうとするニコ
獄「うぜえええ!!!お願いしてるっつー割には最終命令形だよな!!!?帰れ!!荒らしはいらねー!!」
「その新聞勧誘いらねーみたいな言い方すんなあああああ」
獄「意識して言ってね―よんな事とりあえず散れ!!!!」
「散れてww自分言ってて悲しくねーのw」
獄「これから俺んち立ち入り禁止な」
「あたしが来ないとつまんないくせに…嫌い、なの?」
獄「…っ//何でいつもみたいな反応じゃねーんだよ!///お前なんか知るかよ!!」
バタン!!!!
「………はっ、ツンデレめ」
獄「…っちっくしょ///」
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あーこうなりましたら
「あと一人しかいねーじゃんかYO!」
-フラン宅-
フランくんってどうなんだろう
毒舌だよねーーー毒舌ですよねえ
もう目の前まで来ちゃってるんだけど毒舌ならちょっと入るの怖いよねー
今ならフランくんに「何で来たんですかー?」とか可愛い顔で言われただけでもめげそう
うん、だから、やっぱり獄寺の家に引き返して
「ニコですかー?」
ドキン!!☆この展開はときめきメモるな!!
おやおや振り返れば美少年フランきゅんではありませんかー
無表情が素敵だね!ときめき☆メモるね!
フ「あははー、大丈夫ですよー、ミーはニコに興味なんてないんでー」
ぐっさああ←
亜古川ニコは2056のダメージを受けた!!
「言っていい事と悪い事があるよフランくん」
フ「今のは明らかに言ってい事だと思いましたー、てかニコのヒットポイントってなんぼなんですかー(笑)」
「その(笑)が何か怖い」
フ「まあ、とりあえずミーの家上がってきますかー?」
なぬ?今のは聞き間違いではないだろうな?
「えっいいの?」
フ「?別にかまいませんけどー」
え、何?フランきゅんったらまさかの優男?
良かった、相変わらず毒舌だけど別に嫌われてはいないし(好かれてるわけでもなさそうだけど)
次回はきっとフランきゅんフィーバーだな!うへ←
あっれおかしい、私こんな変態キャラじゃなかったはずなんだけど
まあ、とりあえずは
潜入成功☆
(何かドキドキすんな…)
(コーヒーかコーラかオレンジジュースか麦茶、何が好きですかー?)
(あ、麦茶で)