話
□貴方の死体を前にして
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3、銀時
お前と俺は、本来一つであるべきなんじゃねーかな。
出来ることならば今すぐどろどろに溶けて混ざりあって、新しく形成されてしまいたい。
え?ダメ?
ほんとお前って、ツンデレ激しいよな。そういうとこも大好きなんだけどね。
なんだよ、気持ち悪いとか言うなって。銀さん結構ガラスハートなんだから。
あ。
土方くんの心臓見っけちゃった。きっと俺のこと見るたびにドクドク鼓動高鳴らせてたんだろ?そう思うとただの臓器もすごい愛しく思えるよね。チューしちゃお。生臭いけどそれもまた悪くないよ。
なあ、どうやったら俺たち一心同体になれんのかな?土方くんの体全て食べ尽くせばいいのかな?そろそろ寒くなってきたし鍋にでもしようか。きっとすげェうまいのが出来るよ。
なあ、なあ、なんか言えって。
銀さん寂しいよ。
ねえ土方くん。
終