話2


□クリスマス会話集
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《現代版大学生攘夷's》

「さっみー!つーかありえねーだろ、このメンツでイルミネーションとか!ロマンチックさの欠片もねェんだけど!」

「文句を言うでないぞ銀時。心頭滅却すれば野郎もまた美女。精神を集中するのだ…俺の隣には美女がいる、俺の隣には美女がいる…」

「余計虚しくなるからやめてくんない!?」

「まっこと、綺麗じゃのー」

「余計な金かけやがって、下らねェ」

「ちんすけはひねくれ者ぜよ」

「オメェが単純馬鹿なだけだ。つーか殺すぞ」

「あーぁ、ほんと、なんでお前らなわけ?見ろよ、このカップルの数。俺ら完全に浮いてるからね」

「付き合ってやってんのはこっちだろォが。感謝しろ、この傷心野郎が」

「残念だったな、クリスマス直前に振られるとは」

「指輪も買ったんだろ?踏んだり蹴ったりだよなァ」

「良い質屋なら紹介するぜよ」

「それより女の子紹介してくれ…!」

「あ、俺も頼む!人妻なら尚いいぞ!」

「オメェが不倫できる玉かよ」

「黙れ二股男!」

「悪ィな、昨日三人目が出来た」

「「刺されろォォォ!」」

「うっせェ、騒ぐな」

「あっはっはっ!愉快なクリスマスぜよ」



同じ学部で家が近くて気付いたらつるんでた、みたいな四人。

ちなみに高杉の彼女たちは、三股承知で付き合ってます。不公平になるからクリスマスデートはしないという約束のようです。モテ杉!
銀さんは向こうに告白されて付き合ってたけど、5ヶ月で振られました。指輪買うためにバイトのシフト増やしたりしてたのに。可哀想。
桂は結局人妻にしか興味ありません。辰馬は長く付き合ってる年上の彼女がいて、このあとデートとかそんなん。



《原作真選組's》

「日曜日に仕事する大人にはなりたくないって、ずっと思ってたのになぁ…」

「クビにしてやろうか?毎日休めるぞ」

「おわっ!いたんですか副長!」

「俺の気配に気付けねェようじゃ、本気でクビだな」

「すいません!勘弁してください!」

「なんでィ。サンタの野郎はしくじったのか」

「あ、沖田さんおはようございます!どうしたんです?」

「クリスマスプレゼントに土方さんの死体お願いしたってェのに、まだ生きてやがる」

「ざけんな!テメェなに物騒なもんお願いしてくれてんだ!」

「やっぱり欲しいもんは自分で手に入れなきゃダメってことですかねェ。つーわけで死んでくれィ土方、ベリークルシミマスな感じで」

「死ぬか!うまくねェんだよ!」

「おはようみんな。朝から楽しそうだな」

「局長、おはようござ…、ってその顔の傷どうしたんですか?」

「聞かなくてもわかるだろィ」

「またストーカー行為してきたのかあんたは」

「違うぞトシ、ストーカーなんかじゃない!愛を運ぶサンタになってきただけだ!」

「で、いつも通りボコられたと」

「泣けますねィ。もうあんな女は諦めたらどうです?」

「お妙さんはボコデレなだけだ!そのうちデレてくれるに決まっている。俺は諦めんぞ!」

「なんだよボコデレって…」

「このポジティブさは見習いたいです」

「見習え見習え。そして働け」

「そして死ね土方」

「死ぬかァァァ!」



屯所の廊下かなんかでの朝の会話。



《高校生連載's》

「白菜うめェなー。我ながら良いの選んだわ、超新鮮」

「山崎、それ俺のキープ肉」

「えぇぇ…焼き肉じゃないんだから…」

「エビなくなった、入れろ」

「へいへい。あー、油揚げもうめェわ、味が染みてて。やっぱ俺天才じゃね?鍋つゆから作ってくれる男なんてそうそういねェよ?」

「まぁ、買えますしね。作りませんよ」

「そんなこと言う奴は食うんじゃねェェェ!銀さんの頑張りをなんだと思ってんだ!つーか褒めろ!」

「この鶏団子うめェ」

「それ!土方良いとこに気付いた!それも銀さんの手作り、美味いだろ?」

「おう」

「どうでもいいからよォ、さっさとエビを入れろ」

「うっせ!ちょっとは感動に浸らせろ!」



なんか銀さんって不憫な感じが似合うなぁ、と思ってしまうのは私だけでしょうか…。この連載だとお母さんポジション&大っぴらな片想いなので尚更です。
山崎は文句言いつつ、土方さんの欲しがる具材は全部譲ります。でもこの連載の土方さんはあんまり食べられない子なので、最終的にはその残りを押し付けられます。山崎はやっぱり不憫が似合いますよね。
高杉はマイペースにエビばっか食べてます。放っとくと好きなものしか食べないので、エビ取ってやると言って銀さんが色々一緒によそっちゃいます。勝手なことすんなと言いつつ、戻すのは行儀が悪いので高杉は全部食べるのです。躾が行き届いてんだかそうでもないんだかよくわかりません。

ちなみに〆はラーメンです。




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