話3
□青春が騒いでる
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「おお!もうちょい!」
「早く貸せ」
「まぶしーぜよー!」
「馬鹿者!直接見ると網膜を焼かれるぞ」
「よし、秘密兵器ば使おうかのー」
「サングラスは効かねーからな?」
「え?!」
「そうなのか?!」
「お前もサングラスで見るつもりだったのかよ…」
「お前らなんで買ってきてねェんだよ。馬鹿か?」
「お前が買ってきたことにびっくりしたっつーの」
「つーかテメェに貸してねェよ。土方にやったんだ」
「いいじゃん!みんなでこの一生に一度の瞬間を楽しもうぜ!」
「おー、輪になった」
「土方!貸してくれ!」
「ん」
「…おお!土方との間接日食!」
「いやお前感動するとこおかしいから」
「つーかなんだよ間接日食って」
「だからテメェらにまで貸すたァ言ってねェんだよ!」
「う…目がチカチカするぜよ…」
「サングラスじゃ無理だっつてんだろォが!ったく…、これ使え」
「おー!金○日食じゃー!」
「○玉じゃねェよ!」
「一生に一度の日食をお前と見れて嬉しいぞ土方ー!」
「うるせェ!叫ぶな!」
「いやぁ、一生の記念じゃね?ほんと」
「…なんかくだらねー記憶刻んじまった気がする」
20120521金環日食記念
終