Story

□兄貴が先生!?[第1話]
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―――第1話『先生』―――



〜昌行〜


今日から俺と弟の博は学校の先生。教師の免許を取って初めての学校。
そこは弟の快彦が通ってる学校。そして俺ら2人が卒業した学校。
校長先生が困ってる俺らを雇ってくれた。
快彦には俺らがここの教師ってゆうことは秘密。驚かせたいじゃん。兄として。
今日は夏休み明けの新学期。

博 「兄貴、よっちゃん起こさなくていいの?」
昌行「別に大丈夫だろ?あいつも高校生だし。」
博 「だね。じゃあ行こっか。」

そうして俺らは快彦を起こさず学校に向かった。
それがまずかったことを後で後悔する。



今は始業式。

校長「今日は新しい先生が入ってこられたので紹介します。英語科担当の坂本昌行先生と保健室と保健科担当の坂本博先生だ。じゃぁ一言づつ。」
昌行「はじめまして。英語科担当の坂本昌行です。教師になりたてで、分からない事もたくさんあるのですが、よろしくお願いします。」

俺は自己紹介してる時に快彦を探したが、見つからなかった。
博の方を向くと博も探してたようで、その顔を見ると博も見つからなかったようだ。

博 「校長先生から紹介していただきました保健室と保健科担当の坂本博です。授業のない時はたいてい保健室にいるので、是非遊びに来てください。よろしくお願いします。」

こうして、始業式が終わった。そして俺はしばらくして教室に行った。
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